1月3日11時頃、香港特区第7期立法会議員90名の宣誓が始まり、林鄭月娥行政長官が立会人を務めた。写真は宣誓式の様子。(撮影・王申) |
中華人民共和国の国章の下、香港特区第7期立法会の議員90名が3日、林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官の立ち会いの下、厳かな宣誓を終えた。香港特区の選挙制度整備後初めて選出された立法会であり、行政長官が宣誓の立会人となったのも初めてだ。新華社が伝えた。
「中華人民共和国香港特別行政区基本法」第104条は、立法会議員が就任にあたり、香港基本法を擁護し、中華人民共和国香港特別行政区に忠誠を尽くすことを法に依って宣誓しなければならないことを定めている。2016年11月7日に全国人民代表大会常務委員会の採択した香港基本法第104条の解釈に基づき、宣誓立会人は宣誓の合法的進行を確保する責任を負い、「解釈」及び香港特別行政区の法規と合致する宣誓を有効な宣誓と判断する。「解釈」及び香港特別行政区の法規と合致しない宣誓は無効な宣誓と判断し、この場合、宣誓の場を改めて設けることは禁じられている。2021年5月21日に官報に掲載し、発効した「2021年公職(参選及び任職)(雑則改正)条例」によると、改正後の「宣誓及び声明条例」は行政長官または行政長官に権限を授けられた者が立法会議員宣誓の立会人となることを定めている。
香港特区政府報道官は3日、「『解釈』の定めた原則及び関連法規に基づき、特区行政長官は次期立法会議員90人全員の宣誓を有効な宣誓と判断した」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年1月4日