2022年の元日に際して、中国国家航天局は中国初の火星探査任務を担う火星探査機「天問1号」が遙か遠くの火星から送ってきた素晴らしい画像を発表し、「天問1号」の無事な稼働状態を報告すると共に、新年のあいさつをした。
画像には火星周回モジュールと火星の写真、周回モジュールの一部アップ、氷でできた火星の北極冠、火星探査車「祝融号」が撮影した火星の地表などの内容が含まれ、周回モジュールと「祝融号」の稼働状態や火星表面の様子などがわかる。
2021年12月31日までに、「天問1号」の火星周回モジュールは軌道を526日運行し、現在の地球との距離は約3億5千万キロメートル、通信遅延は約19分30秒、火星探査車の火星地表での活動時間は225火星日になり、累計走行距離は1400メートルを超えた。現在、「天問1号」は計画に基づいて探査と関連テストの任務を展開し、送信したオリジナル科学データは約560GBに達し、両機器とも状態は良好で、順調に稼働している。(編集KS)
「人民網日本語版」2022年1月1日