最近、冬をテーマにデコレーションされたユニバーサル・北京・リゾート。夜になりワクワクするようなムード漂うハリウッド・ブールバード(撮影・武亦彬)。
今年9月にオープンしたユニバーサル・北京・リゾートは初めての冬を迎えており、今月3日から来年1月8日までの期間、初のシーズンイベント「ユニバーサル・北京・リゾートウィンター・ホリデー」体験を開催している。北京日報が報じた。
「ウィンター・ホリデー」開催期間中、ハリウッド・ブールバードやトランスフォーマー:メトロベース、ミニオン・ランドといったエリアにあるキッチンカーやレストランでは、「ウィンター・ホリデー」をテーマにしたホットワインや限定ココア、クッキー、カップケーキなどが販売されているほか、ミニオン・ランドでは、エビ入りの煎餅(中国風クレープ)が新発売されている。
またユニバーサル・北京・リゾート全体で、服やアクセサリー、ホーム用品、お土産など、100種類以上のグッズも新発売されている。
ホリデーをテーマにしたデコレーションや冬をテーマにした映画のキャラクターとの交流といった没入式のエンターテインメントと演出も「ウィンター・ホリデー」体験において重要な要素となっている。
さらにユニバーサル・シティウォーク・北京でも冬をテーマにしたイベントが開催されており、スケートリンクもまもなくオープンする計画だ。
列が外まで続いた場合は暖房を随時提供
ユニバーサル・北京・リゾートのテーマパーク運営副総裁・Akers Douglas氏は、「初期計画の時点で、ユニバーサル・スタジオ・北京の冬の運営についても十分に考慮に入れていた。他の地域のユニバーサル・スタジオと比べると、北京は数少ない雪を体験できるユニバーサルテーマパーク。大型屋内エリアのカンフー・パンダ・ランド・オブ・オーサムネスなど、外が非常に寒い時でも、ゲストがいろんなサービスを体験できるように、室内アトラクションをたくさん設置している」と説明する。
トランスフォーマー:メトロベースのバトル・フォー・オールスパークの屋外で列に並ぶ時も、ゲストが凍えることのないように工夫が凝らされている。Akers Douglas氏は、「お湯や暖房器具が準備されている。非常に寒い時や、列が長くなってゲストが外で並ばなければならない時などは、暖房器具を随時つけている。寒い時は、一部の屋外演出やアトラクションをレストランエリアなどの室内に移動させることもできる。そうすることで、ゲストは食事を食べながら、盛り上がる演出を楽しむことができる」と説明する。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年12月7日