2021年の新疆維吾爾(ウイグル)自治区の綿花の収穫がほぼ終了し、全体的に「二増一減」、すなわち総収穫量が増加、単位面積当たりの収穫量が増加、栽培面積が減少という生産状況になった。9月中旬に買い付けがスタートしてから、綿花市場の価格は高値で始まり高値で推移し、徐々に安定に向かうとともに、10年ぶりに記録を更新し、綿花栽培農家の1ムー(1ムーは約6.7アール)当たり純収入は1500元(約2万6775円)に達し、農家の収入増は動かないものとなった。
現在、新疆北部では綿花の機械収穫率が100%に迫り、今年の新疆は機械収穫による栽培スタイルの推進・拡大を加速して、適切な規模での綿花栽培の発展を誘導し、新疆南部の綿花生産が小規模農家による分散型経営から集約化・機械化した経営に転換するようモデル栽培を行った。今年の自治区全体の機械収穫率は初めて80%を超える見込みだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年12月7日