雲南省昆明市とラオスの首都ビエンチャンを結ぶ中国-ラオス鉄道が12月3日、全線開通した。同鉄道の開通・運行開始は、ラオスが輸送時代に入り、中国-ラオス間の経済ルートとなり、両国による運命共同体の構築の力強い支えとなることを意味している。中国鉄道におけるシンボル的存在となる乗務員は、車内を彩る存在でもあり、「シルクロードの花言葉」をテーマとした新しい制服を着用している。ピーコックブルーをベースにした男女別の制服は、牡丹や椿といった要素がベルトやスカーフ、帽子の各所に散りばめられており、中国文化、鉄道の要素、友情の証がそれらに込められている。花という要素も、友情の花が咲きほこるという意味が込められており、制服デザインはキャビンアテンダント並みのレベルの高さとなっている。また、乗務員のほとんどが、中国語、ラオス語、タイ語、英語など4ヶ国語に堪能な点も注目に値する。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年12月7日