重慶市にある朝天門火鍋店の従業員は「完全武装」を施し、3月5日、湖北に赴いて新型コロナウイルスと第一線で闘う医療従事者の家族に火鍋セットを送り届けた。重慶市火鍋協会と重慶青年ボランティア協会はこのほど、同市にある火鍋企業80社に呼びかけ、4千人分の火鍋セットを調達し、「自熱火鍋(発熱パックに水を注ぐだけで熱々の火鍋が食べられるインスタント火鍋)」を湖北支援の第一線で働く重慶医療チームのメンバーに、そしてお持ち帰り用火鍋セットを医療従事者の家族に、それぞれ寄贈した。中国新聞網が伝えた。
多くの火鍋店は、医療スタッフの家族に新鮮な食材の火鍋を食べてもらうために、新鮮な食材を購入し、店に戻って体温測定・全身の消毒・防護服の着用などの防疫対策を講じ、使い捨て手袋を着用して購入した新鮮な食材を処理・分類・包装し、ボランティアがそれを各医療スタッフの自宅に届けた。重慶市火鍋協会はすでに、重慶の湖北支援医療従事者の家族のもとに、1千人分以上の家庭用火鍋セットを送り届けたほか、重慶から湖北支援のために現地に赴き第一線で闘う医療従事者たちに「故郷の味」を楽しんでもらおうと、2千人分のインスタント火鍋を寄贈した。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年3月6日