「5G+スマートヘルメット」応用プロジェクトがこのほど、浙江省舟山市岙山島の保税石油タンクで始動した。5G+屋外型PCE伝送技術を使い、カメラにより作業員のヘルメットの着用が規範的かを正確に判断し、迅速に警報を発信するとともに、集めた動画情報をリアルタイムで管理プラットフォームに送り、全フローの安全管理を実現する。これは中国移動舟山分公司と中化興中石油転運(舟山)有限公司が協力する、5G+スマート倉庫建設プランのプロジェクトの一つだ。人民日報が伝えた。
5G技術により海上石油タンクの管理効果を高めようと、舟山移動5Gプロジェクトチームは石油タンク現場の調査を行った。海上石油タンクの複雑な環境、海上の危険な作業といった状況に対し、5Gの高速・低遅延・大規模接続という特性を利用し、海上石油タンク向けに5G+スマートタンクエリアの建設プランを設計した。
双方は今後、既存の技術プラットフォームに基づき、動画・ポートレートモジュール、タンクエリア環境・品質モニタリングモジュールなどを融合させ、5G+ARフルパノラマスマート監督管理プラットフォームを構築する。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年1月13日