栗戦書全人代常務委員長は9日、中国の全人代と日本の衆議院による協力委員会の第11回会議に出席するため訪中した日本の衆議院代表団と人民大会堂で会談した。新華社が伝えた。
栗氏は「習近平国家主席と安倍晋三首相は新しい時代の要請にふさわしい中日関係の構築を推進することで重要な共通認識にいたった。両国関係は新たな段階へ向かう重要なチャンスを迎えている。中日関係の健全で安定した発展は両国及び両国民の根本的利益にかない、国際社会も一致して期待している。中国の全人代は日本の衆参両院と共に努力して、両国関係の政治的な基礎をしっかりと守り、各分野の実務協力を促進し、地方・青年交流を後押しし、両国関係を支える民意の基礎を固め、立法機関の定期的な交流メカニズムの役割を発揮し、新しい時代の中日関係を推進するために積極的な貢献をすることを望んでいる」と表明した。
衆議院代表団の高木毅団長は「相互信頼を増進し、交流を強化し、協力を深め、新しい時代の日中関係のたゆまぬ発展を推進したい」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年1月10日