習近平国家主席は12月31日夜、2020年を迎えるにあたって、北京で新年のあいさつを述べた。習主席のあいさつのポイントは以下の通り。
〇GDP
2019年の中国の国内総生産(GDP)は100兆元(約14兆3700億ドル)近くになると予想される。
2019年の中国の1人あたりGDPは1万ドルに達することが予想される。
〇貧困者支援
2019年末までに、中国は約340の貧困県が貧困を脱却し、1千万人以上が貧困を脱すると予想される。
2020年には、貧困をなくすための戦いにおいて勝利を遂げる。
2020年までに、現在貧困ライン以下のすべての農村に暮らす住民が貧困を脱却し、すべての貧困県の貧困が解消される。
〇減税
中国は2019年に2兆元(約2870億ドル)の税金を削減した。
〇外交関係
中国は2019年、引き続き世界と共にあり、中国と国交を樹立している国は180ヶ国に達した。
習主席は、「中国の友人は世界の至るところにいる!」と述べた。
〇香港地区
習主席は香港地区と香港地区の同胞に対し心からの祝意を述べた。
習主席は、「この数ヶ月、香港地区の情勢は多くの人にとって大きな気がかりとなってきた」とした上で、「調和の取れた安定した環境がなければ、落ち着いて暮らし、楽しく働けるだろうか!香港地区の発展と、香港地区の同胞の幸福を心から願っている。香港地区の繁栄と安定は香港地区同胞の願いであり、祖国人民の望みでもある」と述べた。
最後に習主席は、「一刻も無駄にすることなく、日々を大切にし、共に2020年を迎えよう」と新年のあいさつを締めくくった。(編集AK)
「人民網日本語版」2019年12月31日