国家外貨管理局が26日に発表したデータによると、今年11月には中国の国際収支ベースの国際物品・サービス貿易は収入が1兆6510億元(1元は約15.6円)、支出が1兆4906億元で、収入から支出を差し引いた収支は1604億元の黒字になった。このうち物品貿易は収入1兆5117億元、支出1兆2224億元、2893億元の黒字。サービス貿易は収入1393億元、支出2682億元、1289億元の赤字だった。
同日発表された中国銀行業の対外金融資産負債データによれば、銀行業の対外金融資産のうち、預金・貸出金は8133億ドル(1ドルは約109.5円)、債券は1617億ドル、株券などその他の資産は1605億ドルで、全体に占める割合はそれぞれ72%、14%、14%となっている。通貨の種類別にみると、人民元資産が1097億ドル、米ドル資産が7890億ドル、その他の通貨の資産が2368億ドルで、割合はそれぞれ10%、69%、21%。銀行業の対外金融資産のうち、海外の銀行機関に投入されたものが5634億ドルで50%に迫り、海外の非銀行機関に投入されたものは5721億ドルで50%をやや超えた。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年12月27日