国家能源局(エネルギー局)の章建華局長は20日に行われた国務院新聞弁公室の記者会見で、「昨年には中国の一次エネルギー生産量が37億7千万トン標準炭に達し、1949年の158倍に増え、この間の年平均増加率は7.6%だった。この70年間に中国のエネルギーは発展して世界から注目されるほどの成果を上げ、中国は今や世界一のエネルギー生産大国だ」と述べた。
供給不足から全体的にゆとりのある状態へと、エネルギー供給の保障能力は目に見えて増強された。現在、中国は石炭火力発電、水力発電、風力発電、太陽光発電の設備容量がいずれも世界一で、原子力発電は設備容量が世界3位、建設中の設備容量の規模は世界一、クリーンエネルギーの発電設備の占める割合は約40%に上昇した。西気東輸(西部の天然ガスを東部沿岸地域に輸送するプロジェクト)、西電東送(西部の電気を東部沿岸地域に輸送するプロジェクト)、北煤南運(北部の石炭を南部に輸送するプロジェクト)などの重要ルートが相次いで建設され、東西にまたがり、南北を縦断し、全国をカバーし、海外に通じるエネルギーパイプラインが基本的に形成された。章局長は、「この70年間、中国のエネルギー供給構造は最適化を続け、質が絶えず向上して、石炭、石油、天然ガス、新エネルギー、再生可能エネルギーなど複数のエネルギーが駆動する供給システムが構築された」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年9月21日