李克強総理はロシアのメドベージェフ首相の招待を受けて16日から18日まで同国を公式訪問し、第24回中露首相定期会談を行う。今回の訪問は中露国交樹立70周年、及び両国関係の新時代を開く時にあたり、習近平国家主席による6月の訪露に続く双方間の重要な上層部交流だ。新華社が伝えた。
■大きな成果を上げた交流と協力
国交樹立から70年、中露関係は益々成熟し安定した強靱なものとなり、相互信頼と協力水準と戦略的価値が世界で最高の大国関係となっている。
安定して高い水準を保ち、新たな段階へ上り続ける中露関係は新型の大国関係の模範となっている。
政治的相互信頼の面では、中露は互いの核心的利益と重大な懸念に関わる問題において断固として支持し合い続けている。今年6月、両国首脳は中露関係が新時代に入ったことを宣言した。両国関係はさらに堅固で強靱かつ活力に富むものとなり、「互いに見守り助け合う、深い融通、開拓・革新、あまねく恩恵のあるウィンウィン」との目標及び方向に沿って邁進する。
実務協力の面では、中露の二国間貿易額は昨年初めて1000億ドルを突破した。中露はエネルギー、航空宇宙、コネクティビティなどの分野で戦略的大型プロジェクトを着実に推進し、農業、金融、科学技術革新、越境ECなど新興分野での協力を急速に発展させている。「一帯一路」建設からユーラシア経済連合構築との連携まで、「北方航路」から「デジタル・シルクロード」まで、極東から北極開発まで。中露は協力の質と水準を高め、協力の新たな潜在力を掘り起こし続けている。