■情勢変動への揺るぎない対処力
世界情勢は現在、過去百年なかった大変動に直面している。複雑に入り組んだ外部環境を前に、中露関係は常にあるべき強靱さと揺るぎなさを保っている。
国際社会において、中露は共同で上海協力機構 (SCO)、BRICS、中露印、中露蒙などの協力体制の発展を推し進め、国連、G20、アジア太平洋経済協力会議(APEC)、アジア相互協力信頼醸成措置会議(CICA)など多国間枠組で効果的に協調し、国連改革、テロ対策、気候変動など世界的な問題について緊密な意思疎通を保ち、第2次大戦の勝利の成果及び国際公平・正義を共同で守り、国際秩序のより公正で合理的な方向への発展を後押しすべく積極的に尽力し、新型の国際関係及び人類運命共同体の構築を後押ししている。
中露は国連憲章の趣旨と原則を基礎とする国際秩序及び国際システムを断固として守り、国際関係の民主化を提唱し、国際公平・正義を守っている。国際貿易において、中露は一国主義と覇権主義に断固として反対し、協力・ウィンウィンこそが各国の追求する目標であるとの考えを堅持し、多国間主義と開放型世界経済を断固として提唱し、力を合わせて様々な世界的試練に対処している。
中露関係を強化し続けることは時代の要請に沿っており、双方の確固不動たる戦略選択でもあり、国際社会の一致した期待にかなうものだ。新たな出発点に立ち、新たなチャンスを迎えている中露関係は新たな段階へと上がり、新たな輝きを創造し続ける。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年9月16日