広東省の台山原発2号機が7日午後5時15分、168時間の実証稼働を順調に終え、実用化の条件を整えた。これは同原発1号機に続き、世界で2番目に実用化されるEPR第3世代原子炉だ。中国経済網が伝えた。
台山原発1期プロジェクトはEPR第3世代原発技術を採用。設備容量が175万kWの原発を2基建設するもので、中仏両国の中国におけるエネルギー事業最大の協力プロジェクトだ。同プロジェクトは、中国広核集団、フランス電力会社(EDF)、広東省エネルギー集団が共同投資して設立した台山核電合営有限公司が建設・運営を担当している。
同原発1・2号機の竣工後には、標準石炭の消費量を毎年約803万トン、温室効果ガス排出量を2109万トン以上削減できる見込みとなっている。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年9月9日