阿里巴巴(アリババ)集団は15日、6月30日までの2020年度第一四半期(4-6月)の決算を発表し、新年度の力強い成長を維持していることを明らかにした。同期、アリババ集団の收入は前年同期比42%増の1149億2400万元(1元は約15.1円)に達し、アナリストの予想を上回った。ショッピングサイトの淘宝(タオバオ)や天猫(Tmall)を含む中国の小売プラットフォームのモバイル月間アクティブユーザーは7億5500万人、年度アクティブユーザーは6億7400万人に達し、中国市場の力強い内生的原動力とイノベーションの活力が反映されている。北京日報が伝えた。
4‐6月期、アリババの中国の小売プラットフォームのモバイルアクティブユーザーは7億5500万人で、1四半期で3400万人の増加となった。昨年のダブル11(11月11日のネット通販イベント)があった19年度第三四半期(10-12月)、淘宝のユーザーは3500万人増加した。つまり、今年4-6月期の増加数は、その時とほぼ同じだったことになる。これは、天猫が6月に行う販売促進キャンペーン「6・18」が、新しいユーザーを呼び込む良い機会になっていることを示している。
淘宝の主な新規ユーザーは、中国の三、四、五線都市や農村の市場のユーザーで、決算報告によると、4-6月期の新規ユーザーの70%以上がそれら市場のユーザーだった。(編集KN)
「人民網日本語版」2019年8月16日