中国民間宇宙企業・翎客航天は北京時間10日午前10時35分、青海省茫崖市冷湖鎮のロケット基地で、キロ級回収可能ロケット「RLV-T5」の3回目となる打ち上げ・回収実験を行った。実験は無事に成功した。今回の回収実験の飛行時間は50秒、目標高度は300メートルで、実際の飛行高度は302メートル。落下地点の精度は7センチ。
同ロケットは今年3月27日と4月19日に低空回収飛行(高度20メートルと40メートル)を行っていた。同ロケットは中国国内において最大規模で技術が最先端の回収可能ロケットだ。同ロケットは主に準軌道回収可能ロケット、軌道級回収可能ロケット技術の実証実験に用いられる。技術が新しく実用的で、実験コストが低い、再利用回数が多くスピーディに更新できるといった特長がある。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年8月12日