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醤油がとりもつ中日の有名シェフ交流

人民網日本語版 2019年08月10日15:42
醤油がとりもつ中日の有名シェフ交流
広州の第1回「十大有名シェフ」の一人である馬健雄氏と対面し、交流する柿澤一氏(右)。

「私は調理学校の教師です。本場の日本の食材と日本料理、特にその背後にある文化的な背景や飲食習慣などを見てみたいと思っていました。今回の日本訪問でその答えが見つかることを願っています」。6日、広州市旅遊商務職業学校調理・健康学科主任で、広州の第1回「十大有名シェフ」の一人である馬健雄氏が日本の老舗醤油メーカー・キッコーマン社を視察訪問し、日本の有名シェフである柿澤一氏と対面して交流し、互いに調理の技を磨き合った。人民網が伝えた。

近年、中日飲食業界の交流はますます頻繁になっている。今回の視察は「広東料理シェフのエリート校」と称される広州市旅遊商務職業学校とキッコーマンの一連の交流活動の一環として行われたという。相互交流を通じて、中華料理をさらにおいしいものにし、中華文化もさらに定着させようとしている。

調理の技を磨き合い、料理を通じて交流

6日午前、馬健雄氏とメディア記者は共にキッコーマンの千葉県野田市にある「キッコーマン醤油博物館」とキッコーマン総合病院を見学し、キッコーマン傘下の新業態レストラン「キッコーマンライブキッチン東京」を訪問して、「古い友人」である日本の有名シェフ・柿澤一氏と対談し、中日間で交流を行った。

柿澤氏はかつて在米国日本国大使館総料理長を務め、現在はキッコーマンライブキッチン東京のゼネラルマネージャーを務めている。キッコーマンライブキッチン東京は、キッコーマンが2020年東京オリンピックを控え、食文化の国際交流を促進するために、2018年11月1日に東京でオープンしたレストラン。また、2010年上海世界博覧会では、柿澤氏は日本のミシュラン星付きレストラン3軒のシェフ6人を率いて、日本産業館内にオープンした料亭「紫MURASAKI」の総合プロデュースを行った。キッコーマンから招かれた初の日本料理シェフとして、2013年、柿澤氏は広州市旅遊商務職業学校で馬健雄氏と共に日本料理のPRを行った。柿澤氏は中国での経験を「中国情陸」という本にまとめ、日本で出版している。(編集AK)

「人民網日本語版」2019年8月10日

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