河南省登封市人民政府が発表した情報によると、事前準備・施工・テストを踏まえた上で、このほど少林寺景勝地における7カ所の5G基地局が正式に開通し、使用開始した。これは少林寺が5G時代に入ったことを意味する。環球網が伝えた。
少林寺は世界文化遺産、全国重点文化財保護機関、国家AAAAA級観光地で、毎年300万人以上の観光客が訪れる。国内外の観光客の高品質動画・音声・画像の需要を満たすため、中国移動(チャイナ・モバイル)の鄭州支社である鄭州移動は少林寺を鄭州西部初の5Gネットワーク観光地カバー試験エリアに指定した。
1カ月の計画と建設を経て、少林寺景勝地チケット販売所、少林寺東、塔林西、嵩陽ロープウェーなど7カ所の5G基地局が15日に開通した。新たに開通した5G基地局の通信速度は技術テストにより、下りで最高800Mbpsに達した。高画質映画を数秒でダウンロードできる。
5G技術のサポートにより、観光客は遊覧中により多くの形式により目にした美しい風景を共有できる。5G技術は将来的により多くの観光関連サービスを生み出す。美しい風景を堪能するほか、テクノロジーと観光の融合は多くの人的・文化的遊覧コンテンツを提供し、観光客の遊覧体験をさらに高めていくことになるだろう。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年6月20日