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フランスからやって来たパン職人と中国の縁

人民網日本語版 2019年03月26日09:07
フランスからやって来たパン職人と中国の縁
ベーカリーの前で記念撮影をする馬托佛さん(写真右)と李芸さん夫婦(資料写真)。

フランスブルゴーニュ出身でパン職人の馬托佛さん(中国語名)は広東省広州出身の李芸さんとフランスで知り合い恋に落ち、そして夫婦となった。2012年彼らは広州へ戻り、フランス式ベーカリー「Perma」をオープンさせた。この店名は彼らの理想とするシンプルなライフスタイルの定義を意味しているのだという。馬托佛さんは、フランス式のパンを作るのは実はとってもシンプルで、小麦に水、塩と酵母しか必要としないのだと語っている。開店当時、こうした伝統的なフランス式ベーカリーは広州ではとても少なかったこともあり、オープンさせるとまもなく、多くの客がつくようになったのだという。新華網が伝えた。

2018年、彼らは広州珠江新城に2店舗目を開業。馬托佛さんはここで地元食材と組み合わせた「中西コラボ」の黒糖クコの実パンや単樅ビスケット、ジンジャーミルククロワッサンといったオリジナルメニューを販売している。馬托佛さんは、「今やますます多くの中国の若者たちがフランスに旅行に行くようになって、どんなパンが一番美味しいのかこだわり、探し求めるようになっている。人々が優れたものの基準をわかってきている以上、私たちももっと優れたパンを作っていかなければならない」としている。(編集TG)

「人民網日本語版」2019年3月26日

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