国務院弁公庁は22日、2019年のメーデー連休の調整に関する通知を出した。これまで5月1日の1日のみとされていた連休が4日間の小型連休になることがわかってから1時間の間に、オンライン旅行会社(OTA)のプラットフォームでは航空券の検索件数が急増した。
旅行予約サイトQunar.Comのデータによると、通知発表から1時間以内、海外航空券の検索件数は10倍に増加した。また、旅客にとって今年のメーデー連休にはもう一つ好材料がある。中国国際航空と中国南方航空が航空券のキャンセル・変更・他社便への振替に関して「段階的手数料」を実施し、国内4大航空会社が全面的に段階的キャンセル・変更に対応するようになり、旅客はキャンセル・変更・他社便への振替がよりスムースに行えるようになったことだ。
「段階的料金」によるキャンセル・変更・他社便への振替のルールは次のようなものだ。手数料を段階ごとに区分し、手続きの開始が早ければ早いほど手数料も安くなる。中国国際航空は搭乗の30日前までは手数料が最も安く、南方航空、中国東方航空、海南航空、四川航空、厦門(アモイ)航空、深セン航空の各社は7日前までは最低の手数料で、離陸4時間前と離陸後の手数料は最高になる。航空会社がキャンセル・変更・他社便への振替の新ルールを実施したことから、国内のOTAプラットフォームも相次いで更新を行い、航空会社と統一の標準を採用し、航空会社のルールに合致していれば返金にかかる時間は最短で10秒に短縮された。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年3月24日