中国人民銀行(中央銀行)は18日、報告書「2018年決済システム運営の全体的状況」を発表した。そのデータによると、全国の決済システムは安定して運営され、社会資金の取引規模が拡大を続け、決済業務量は緩やかな増加傾向を維持した。このうち銀行カードの発行枚数と取引件数が緩やかに増加したほか、モバイル決済業務が急増して前年比61.9%増加した。
同報告書によれば、18年に全国の銀行業の金融機関が処理した非現金決済業務は2203億1200万件に上って同36.94%増加し、金額は3768億6700万元(約6兆2631億5600万円)に達して同0.23%増加した。18年第4四半期は633億8400万件で同34.53%増加、金額は960億8900万元(約1兆5969億400万円)で同0.33%増加した。
18年第4四半期末現在、全国の銀行カード有効発行枚数は75億9700万枚で、一人平均5.46枚を保有していることになる。(編集KS)
「人民網日本語版」2019年3月20日