烙鍋を食べる学生たち。 |
このほど浙江工商大学の食堂がユニークな割引サービスを打ち出し、話題を集めている。同大学食堂の「流水食堂美食坊」はこのほど新メニューの烙鍋(野菜や肉などを平鍋で焼いて食べる料理)の提供を正式にスタートさせるのと同時に、微信(WeChat)の歩数計測アプリ「WeRun」の歩数が2万歩に達すると25%引きするという「歩数をお金に変えよう」割引サービスを展開している。学生たちは割引価格で烙鍋を食べようと、カロリー消費に勤しんでいるのだという。人民網が伝えた。
この割引サービスでは学生がその日歩いた歩数を計測した「WeRun」の歩数を基に割引率が適用されるという。1万歩ごとに割引率が異なり、最大で45%引きになり、1万歩未満でも10%引きとなる。
今回食堂が打ち出した割引サービスについて、同大学メディア専攻2年生の厲さんは、「今回の割引サービスはこれまでと違ってとてもユニーク。大学食堂がこんなイケてるサービスを打ち出すとは思わなかった。これまではせいぜい割引チケットを配るといった程度だったが、今回は歩いた歩数で割り引かれる。普段の教室移動だけでも軽く1万歩に達することができる」と話す。
浙江工商大学では「学生の体質と健康レベル向上プロジェクト」を始動させ、「陽光体育シリーズキャンペーン」を展開しており、キャンパス内で様々なスポーツイベントを開催することによって学生たちの総合的な体質と健康レベルの向上を図っている。(編集TG)
「人民網日本語版」2019年3月14日