中国移動の決済プラットフォームである支付宝(アリペイ)は12日、同社のQRコード技術標準を利用して、ノルウェーのモバイル決済企業Vippsとフィンランドのモバイル決済企業ePassiが来年にQRコード決済の相互接続を実現するためのバックアップを行うと発表した。新華社が伝えた。
支付宝と上記北欧2社が出した声明によると、来年から、VippsとePassiの利用者は自国の電子ウォレットシステムで相手国のQRコードを読み取れるようになり、モバイル決済の「1コード接続」が実現する見込みだ。両社の既存ユーザー400万人に一層便利な決済方法を提供するとともに、より多くの欧州企業に巨大なビジネスチャンスをもたらすことになるという。
支付宝が2017年9月にノルウェー市場に進出すると、首都オスロなどの商店がいち早く支付宝のモバイル決済を導入した。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年12月14日
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