東京ドイツ村と三和国際株式会社、世界最大のランタンメーカーである自貢灯彩文化産業集団有限公司主催の「チャイナランタンフェスティバル」点灯式が7日、東京ドイツ村で行われ、主催者側や在日本中国大使館の関係者などが出席した。人民網が伝えた。
東京ドイツ村の山尾隆一総支配人は挨拶で、「今回は初のチャイナランタンフェスティバル開催となり、当初は不安もあったが、徐々に形になり、その出来栄えも素晴らしいものとなった。夜だけでなく、昼もまた違った美しい光景を楽しめるので、是非昼夜とも訪れてほしい」とした。
また、自貢灯彩文化産業集団有限公司の黄徳春董事局主席は、「中日両国の文化には深いつながりがある。同フェスティバルでは中国の伝統と現代美術を融合した動物や神話を鑑賞し、中国伝統のランタン文化を身近に感じてほしい。また、中国文化の特色を表現し、日本の皆さんへの祝福も込められているので、素晴らしい中国文化と祭りの楽しさを感じてもらい、中日両国の文化交流にさらなる美しい彩りを添えたい」とした。
在日本中国大使館の詹孔朝総領事は、「チャイナランタンフェスティバルは唐代から続く中国の伝統行事であり、和やかさと楽しさ、幸せにあふれたロマンチックなイベント。同フェスティバルのランタンは現代テクノロジーと創造性を活かしてさらに発展しより美しくなっている。同フェスティバルを通して、日本のみならず世界各国からの来場者に驚きと感動を与え、ランタンの美しさ、中国伝統文化に親しみを感じ、家族や友人など大切な人と楽しいひとときを過ごしてほしい」とした。
チャイナランタンフェスティバルでは、ボート池周辺のおよそ5万平方メートルに設置されたランタン41作品を鑑賞することができ、龍やパンダ、万里の長城といった中国らしさをモチーフにしたランタンをたくさん見ることができる。開催期間は2019年4月7日まで。(文・木村雄太)
「人民網日本語版」2018年12月11日
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