中国の改革開放40周年を記念するため、在ベルギー中国大使館はブリュッセルで26日、中国・ベルギー科学技術協力成果展示会を開いた。写真や図表などにより両国の農業、エネルギー、宇宙、環境保護、バイオ、原子力安全、マイクロエレクトロニクスなどの分野の40年近くにわたる良好な協力、それによって得られた多くの成果を集中的に展示した。新華社が伝えた。
開幕式に出席した中国科学技術部(省)の張建国副部長は、「中国とベルギーの科学技術協力はすでに40年近くの歩みを経ている。双方の協力は政府間から政府と民間へ、基礎研究から産学研革新全チェーン協力へ、一方的な技術移転から人材共同育成及び技術共同開発へ変化している。これらは両国の実務的協力に力強い原動力を注ぎ込んだ」と述べた。
曹忠明駐ベルギー中国大使は開幕式の挨拶で、「ベルギーは環境保護、新材料、農業、マイクロエレクトロニクス、バイオ医薬、化学工業、新エネなどの技術で先行しており、独特な資源を持つ。中国も前述した分野で高い研究開発力と、最大の応用市場を持つ。ベルギーの技術と中国の市場の融合は、科学技術の応用・普及及び発展・進歩にとって重要な意義を持ち、両国民の共同の利益に合致する」と述べた。
ベルギーは最も早く中国と政府間科学技術協力協定に署名した西側諸国の一つだ。1970年代以降、両国は科学技術協力共同委員会を19回開催し、科学技術関連の70件以上の協力協定に署名し、470件以上の政府間科学技術協力プロジェクトを実行した。これには農業、エネルギー、地質、地震、リモートセンシング、宇宙、環境保護、バイオ、医学、原子力安全、情報技術、ナノテク、マイクロエレクトロニクスなどの分野が含まれる。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年11月29日
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