中国インターネット違法・不適切情報通報センターが新華網と共同で設置した「中国インターネット聯合デマ撲滅プラットフォーム」が29日、北京で正式に立ち上げられた。ネット上のデマを撲滅し、健全なオンライン空間を構築するための重大措置で、一般の人々を対象にデマの見分け方や通報をするための権威あるプラットフォームを提供することがその狙い。人民日報が報じた。
同プラットフォームには、各部・各委員会の発表、地域の反応、メディアの証拠、専門家の視点、デマ撲滅教室といったコンテンツが設けられているほか、デマの通報やデマ検索などの機能を備え、関連の部門や専門家からの権威があるデマ撲滅関連の情報を閲覧することができる。また、プラットフォームには、ビッグデータを解析してデマを見極めたり、共同でのデマ撲滅、マルチ端末立体発信、ワンクリック検索、デマ発信前に摘発などの機能もある。現在、中国各地の40以上のデマ撲滅プラットフォーム、デマ撲滅関連のデータソース3万件以上が盛り込まれている。
同プラットフォームの立ち上げには、中央党校、国家発展・改革委員会など27機構の指導・サポート、中央政府の管理下にあるニュースサイト、地方・地域のデマ撲滅プラットフォーム、ポータルサイト、専門のシンクタンクのサポートを受け、ネット上のデマを、各方面が共同で発見し、処理し、撲滅するというスタイルを構築した。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年8月31日
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