▽モデル変革 教育ニーズを満たす「新たな方法」
「インターネット+教育」は農村地域、特に発展が遅れている貧困地域の教育スタイルを次第に現代的な教育モデルに転換していくことを促し、より多くの地域における教育の共有を実現させる。これらのインターネット講座の設立とその応用は、エリア間の発展不均衡といった問題に対して有効な解決案を提供し、教育の公平を促進するとともに、教育の質を向上させるための重要なエンジンの役割を果たしている。
現在、インターネットの急速な発展にともない、中国全国の小中学校におけるインターネット普及率は2012年の25%から90%にまで上昇し、学校の授業環境は目に見えて改善されている。全国の小中学校教師の情報応用能力を向上させるためのプロジェクトも順調に展開され、中国の教師による情報教育の能力を大いに高めている。
▽バランスのとれた発展のサポートを実現するために続く模索
中国は情報化建設とデジタル経済の成長においては世界トップだが、文化教育などの分野におけるインターネットの応用は依然としてその深化が必要だ。
専門家によると、「インターネット+教育」の応用モデルは、2018年には更に良質な競争という発展のトレンドを迎え、人工知能(AI)などの技術がより広く教育分野に浸透することで、これまでの教育の不均衡で不十分な発展の局面を打開することになるとみられている。
だが、「インターネット+教育」の応用モデルは依然として模索段階にあり、いまだに規範化されていない現象も存在している。このような状況下において、監督管理体制をより強化することは必要不可欠な措置であるといえる。例えば、監督管理メカニズムを改善したり、オンライン教育教師となる条件を定めることなどが挙げられる。そうすることで初めて、急速に成長している「インターネット+教育」を健全に発展させ、中国の経済と社会の進歩に貢献させることができる。(編集HQ)
「人民網日本語版」2018年4月20日
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