習近平国家主席は16日、世界経済フォーラム(WEF)のシュワブ会長と人民大会堂で会談した。
習主席は「最近、反グローバル化思想と保護主義ムードの高まりが世界経済のリスクと不確定性を激化させている。歴史が再三証明しているように、閉鎖は袋小路に陥るだけであり、開放と協力があってのみ、道は広がっていく。大国はこの面で重要かつ特殊な責任を負っている。中国は責任ある大国として、国際社会と共に、開放の中で協力し、協力によってウィンウィンを図り、明るい、安定した、素晴らしい展望を世界にもたらすために積極的な役割を発揮し、さらなる建設的貢献をすることを望んでいる。数日前に閉幕したボアオ・アジアフォーラム年次総会で、私は開放拡大の重大な措置を発表した。われわれは言った事を必ず行い、行えば必ず結果を出す。これは中国と世界の人々に対するわれわれの厳かな約束だからだ」と表明した。
シュワブ会長は「WEFは経済グローバル化と多国間主義の推進を主張し、保護主義と一国主義に反対している。『一帯一路』建設の推進支持、革新的発展の促進などの面で中国と長期協力を強化し、グローバル・ガバナンス体制の強化、世界的問題の解決推進のために共に努力したい」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年4月17日
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