消費者が家具やインテリア用品を買おうとする時、実際にものを見に行くのは必須事項で、このことが家具やインテリア用品のEC化を阻む要因になっていおた。家具・インテリア用品のオフライン体験をめぐり、ECプラットフォームもいろいろ試行錯誤している。家具・インテリア用品ECプラットフォーム「我在家」はこのほど、首都空港貴賓サービス管理有限公司と提携して、空港の待合室をオフライン住宅体験コーナーに変身させた。体験した消費者が実際に家具・インテリア用品を購入したいと思った場合は、QRコードをスキャンして通販プラットフォームにて購入を完了させることができる。「北京日報」が伝えた。
データをみると、中級から高級クラスの家具・インテリア用品のEC化率はわずか2%に過ぎない。その原因として、家具・インテリア用品は大型で購入頻度の低い商品であり、消費者は実際の様子を自分の目で確かめることを重視することが挙げられ、これは従来のECが解決できなかった問題でもあった。家具・インテリア用品の販売ルートはコストが高くつき、オフラインの売り場や体験コーナーを設置すれば、商品の価格が跳ね上がる。「我在家」の趙啓明最高経営責任者(CEO)はEC業務について、「伝統的な家具・インテリア用品売り場と異なり、『我在家』のECプラットフォームは工場に直接連結し、中間の業者や販売ルートをカットでき、価格はこれまでの家具・インテリア用品売り場での価格の半分になる。オフライン体験コーナーについては、プラットフォームで住宅を購入したお客様で、希望する方に『暮らしのサポーター』になってもらい、ご自宅の内装を披露してもらう。新規ユーザーはプラットフォームでこのお宅の見学を予約し、さまざまな生活シーンにおける家具・インテリア用品の実際の使用状況を知ることができる。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年1月22日
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