シベリアのサハ共和国東部に位置するオイミャコンは世界一寒い村と言われており、人も住まない南極よりも気温が低い。この村で生活する際には、インクが凍り、眼鏡が凍って顔に張り付くといった問題は日常茶飯事。それだけでなく、地元の人は車のエンジンを1日中つけっぱなしにする。なぜなら、エンジンを切ってしまうと、その車は二度と動かなくなってしまうからだ。遺体を埋葬することも同村では大きな苦労を伴う仕事となる。まず、地面を掘るために表面の氷を解かさなければならないので、たき火をして地面を数時間温めた後、たき火をどけて、その下に数センチほどの深さの穴を掘る。こうした工程を何日も繰り返し、棺が埋められるほどの深さの穴を掘っていくのだという。(編集YK)
「人民網日本語版」2018年1月17日
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