現代人の生活の中で、最も負担のかかりやすい器官の1つである「目」。目は過度な負担をかかえる仕事をこなしていく中で、老化が進みやすくなり、ドライアイや眼精疲労などの症状が現れ、ひどい場合では眼疾患を誘発する恐れもある。また、目元の皮膚は薄いため、間違った方法でマッサージをすることで、逆に傷つけてしまう恐れがある。山西省人民病院栄養科の李雁津医師は、「目の健康を維持するためには、規則正しい生活と目の体操をする他に、以下の食材を摂取すると良い」と話した。山西晩報が伝えた。
目を疲れから守る食材:
1.卵。卵の中には良質なタンパク質が含まれており、人体にも吸収されやすい。タンパク質の摂取量を増やすことで、細胞の再生を促し、目を疲れから守ってくれる。
2.昆布。昆布には、ヘモグロビンの材料となる鉄分が含まれている。適量の鉄分を摂取することで、ヘモグロビンが増加し、血液中の酸素と栄養分を輸送する能力が強化される。また昆布を常に食べることで目の隈も緩和できる。
3.ニンジン。ニンジンに含まれるビタミンEとAは、皮膚組織の正常機能を維持させることが可能。眼球と目元の皮膚に潤いを与える作用があり、目の隈を緩和させる効果がある。
4.緑茶。長時間のパソコン作業によってできた目の隈は、緑茶をよく飲むことによって薄くすることが可能。特異性植物栄養素を補充し、ラジカルによる皮膚繊維の構造の破壊を抑えることができる。パッティングによる効果も見込める。
5.胡麻。胡麻には眼球や目元の皮膚に潤いを与える作用があるビタミンEが豊富に含まれており、目の隈を緩和させる効果がある。その他にも、髪の毛に艶を出すこともできる。胡麻と同様、落花生やクルミ、ヒマワリの種などにもビタミンEが豊富に含まれている。
(編集TK)
「人民網日本語版」2018年1月19日
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