北京航空航天大学ソフト学院人工知能(AI)専攻の院生(一期生)の授業が、14日に始まった。122人の一期生はいずれも非全日制。同校は中国で初めてAI専攻の院生を募集した大学で、すでにAI学院の設立に向け準備を進めている。北京晨報が伝えた。
同校の責任者によると、AI学科の発展は「新工科」の方針に基づきAI専攻を設立する。大学と企業はAI人材の育成をめぐり協力する。AI学科は学際的な特徴を持つため、AI時代の人材の需要を見据え、高い革新・創業能力と業界を跨ぐ統合能力を持つAI優秀工学者を育成することが、この専攻の目標となっている。
中国工程院の李徳毅院士は「2015−2030年に、中国の1万人あたり産業労働者が保有する産業用ロボットの数を300台前後にする。2015年の世界平均は69台で、韓国は531台、中国は49台。農村の都市化により中国の農家が激減しており、将来的には無人トラクター、農業用ドローン、リュック型ロボット、刈り取りロボットが次世代農民になる」と指摘した。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年9月15日
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