昨年、中国に「第4次独身ブーム」が訪れ、結婚適齢期を逃した「剩男剩女(行き遅れた独身男女)」が2億人を突破したため、「お見合い番組」のブームが今年再び沸き起こっている。このような結婚相手を探すための番組は、今から7年前に大ブームとなったが、その後は内容の均質化・マンネリ化がだんだんと進み、下火となっていった。各主流メディアは今年、まるで申し合わせたかのようにお見合い番組を制作しており、それらの内容や手法は以前のものとは全く違った新たなものになっている。シンガポール・聯合早報(電子版)の報道を引用して参考消息網が伝えた。
〇視聴率のピークと底を経て、今年再びブームが沸き起こったお見合い番組
中国のお見合い番組は現在の発展にいたるまですでに28年の歴史がある。2010年から2014年までの最盛期には、最高で週に30種類以上のお見合い番組が放送され、連続ドラマに続く人気のテレビ番組となった。テレビ番組による結婚相手探しは、社会でホットな話題となった。だた、その後、内容の均質化・マンネリ化がだんだん進み、お見合い番組は下火となり、2015年以降は十種類ほど残っていた番組が一つずつひっそりと姿を消していった。
統計データによると、2016年、中国に「第4次独身ブーム」が訪れ、結婚適齢期を逃した「剩男剩女」が2億人を突破した。これをきっかけに底を打ったお見合い番組が再び勢いを取り戻し、今年、各主流メディアはまるで申し合わせたかのようにお見合い番組をそれぞれ制作し、それらの内容や手法は以前のものとは全く違った新たなものになっている。7年前の大ブームに続いて、大ヒットへの期待が寄せられている。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年9月12日
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