自宅の屋根に太陽光発電システムを設置し、自宅の電力を賄い、余った分は売電し利益をあげる。北京ではこのような、ささやかなビジネスを手がける家庭が増えている。北京晩報が伝えた。
「発電量は1日平均25kWhぐらいで、1年で9000kWh以上になる」李さんは北京市順義区潮白河沿いで一軒家を構え、屋根にソーラーパネルを30枚設置し、昨年10月から発電を始めている。李さんは環境保護の理念から10万元(1元は約16.7円)弱でこの「ソーラー発電ルーフ」を設置。思いもよらず、この1年で1万元以上も稼ぐことができたという。
北京市発展改革委員会は先ごろ「北京市分散型太陽光発電プロジェクト奨励リスト(第4期)」を発表し、34社と3400世帯以上が対象となった。年間奨励金は約1000万元。今年6月末現在、北京市分散型太陽光発電プロジェクトの送電量は22万kWに、年間発電量は約2億6000万kWhに達した。これは8万3000世帯の1年間の電力使用量に相当する。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年9月15日
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