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<動画>北京に22年住む米国人男性が「西城区のおばさん」に

人民網日本語版 2017年08月30日08:21

北京の「4大ミステリアス組織」の一つである「西城区のおばさん」は、治安を守るボランティアとして街中で活躍している。最近、そこに米国出身のおじさん・Terry Crossmanさん(62。中国名:高天瑞)が加わった。Terry さんは順義区の別荘エリアや昌平区の「小さな倉庫」にも住んだことがあり、今は、什刹海近くの胡同(路地)に住んでいるという。Terry さんは米国人であるものの、中国で赤い腕章をつけてボランティア活動をするのが好きで、最近、中国のネット上で有名人となっている。人民網が報じた。

「僕は、君たちより長く中国語を話しているよ」。クマのキャラクターが描かれたTシャツを着たTerry さんは会うとすぐ、冗談を言いながら迎えてくれた。Terry さんは北京で22年暮らしており、今は什刹海近くの胡同(路地)で、白いネコと一緒に暮らしている。Terry さんは、自分のことを「人づきあいがいい」、「ポジティブ」、「自由」と形容し、「友達によく、ユーモアで創造性があると言われる。『僕は頭もいいんだ』と自分で言うのは気が引けるけど、僕のIQは本当に高いんだ」と冗談交じりに話した。

中国との縁について、Terry さんは、「12歳の時に老子の『道徳経』を読み、その時から、中国の哲学に興味を持つようになった」とし、「一番好きな言葉は『順其自然(成り行き任せ)』。生きていると、明日何が起きるか分からない。高校三年の時に、中国の歴史を勉強したいと思うようになった。中国語の授業の時間が重なったため、フランス文学の授業はあきらめた。でも、この决定が僕のその後の生活に影響するとは予想もしていなかった」と話した。


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