旅行サイト・携程旅游が最近発表した上半期の中国の国内旅行報告によると、国内旅行に出かける中国人が増えており、同市場は海外旅行市場と比べると、旅客数の増加幅が2倍、市場規模が約40倍となっている。中国人は毎年平均3回国内旅行に出かけている。上半期、国内旅行に出かけた人の数は延べ24億人を超えたと見られており、世界一の座を保っている。北京日報が報じた。
携程旅游の統計によると、今年上半期、国内旅行に出かけた人の数は昨年比で10%以上増となり、延べ24億人以上。海外旅行に出かけた延べ6203万人の約40倍だ。人数の増加幅を見ると、同期、中国で海外旅行に出かけた人の数は5%増で、国内旅行はその2倍以上の増加幅だったと見られている。
国内旅行に費やされる支出も右肩上がりとなっている。携程のツアー、個人旅行の統計によると、上半期、旅行客一人当たりの支出が2000元(約3万3000円)と、前年同期比で増加となった。地域別に見ると、旅行客一人当たりの支出が最も多いのが瀋陽で2790元(約4万6000円)。以下、温州、南京と続く。北京は2590元(約4万2800円)で4位となった。
最も人気の旅行先はどこなのだろう?オンライン予約の統計によると、トップ10は雲南、四川、海南、福建、浙江、広西チワン族自治区、広東、北京、江蘇、湖南となっている。 (編集KN)
「人民網日本語版」2017年8月18日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn