七夕シーズンのハネムーン、島観光が一番人気

間もなく七夕シーズン。この時期にハネムーンを計画しているカップルは少なくない。旅行会社によると、ハネムーン関連の商品はすでに予約のピークを迎えており、一番人気は島観光だ。今年の島観光の大きな趨勢として、より細分化された商品とサービスが挙げられる。

8月28日の七夕は夏の最盛期の終盤にあたり、多くの観光客が9月前後の出発を選択するため、価格は比較的落ち着いている。

中国青年旅行社の担当者は「島観光の費用を抑えるため、今年旅行社はチャーター機を用意した。例えばバリ島やボラカイ島など東南アジアの島は、チャーター機によって観光客の航空券代と時間的コストを大幅に抑えることができる」と語る。

従来の普通の島観光と違い、今年はチャーター旅行がハネムーンの新たな趨勢となっている。中国青年旅行社の担当者は「カップルが忘れがたい素晴らしい思い出を残すことができるよう、今年はチャーター旅行で多くの新たな体験が得られるようにしている。例えば、モルディブのドナクリ島では、宿泊や飲食以外に、写真撮影やパーティーなど豊富な活動が楽しめる」と語る。

島観光にも多元的なサービスが必要だ。

昨年、島観光の成長率は20％を超え、世界の観光業の発展を支える重要な柱となっている。2016年の全世界の観光客延べ11億8000人中、延べ2億人以上が島観光を選択した。島自体の自然・人・文化的資源以外に、多くの島が中国人観光客を対象にビザ免除やアライバルビザを導入していることも、人気上昇の重要な要因だ。ハネムーンで島を訪れるカップルにとっては、豪華なホテルや良質の自然環境以外に、旅行機関が多元的なサービスを提供していることも重要だ。

同程旅遊の担当者は「島観光はレジャー化、多元化の方向へ発展しつつある。良い島商品には厳しい品質管理が必要だ。例えばフライトは90％以上定刻通りの5つ星航空を選択する、観客が現地のグルメを楽しめるようにするなどだ」と指摘。凱撒旅遊の担当者は「ハネムーン向けの商品には追加のオプションや体験も必要だ。例えばセーシェルでは、現地のリソースを整理して様々な楽しみ方を用意する。普通の二島観光、マリンパークのほかに、ラ・ディーグ島1日観光、三島観光など新しい楽しみ方で充実した休暇にする。こうして初めて、多様で独自性を求める観光客のニーズを十分に満たすことができる」と語る。（編集NA）

「人民網日本語版」2017年8月17日