趙研究員は、「天下は泰平ではなく、平和は守り抜く必要がある。中国で改革開放がスタートしてから、経済は急速に発展し、人々の生活水準は大幅に向上した。そのための重要な前提条件には平和で安定した外部環境がある。現在の国際環境は安定しているとはいえず、大きな戦争がないが、小規模な戦争や武力衝突は絶えず起こり、テロ行為も頻発している」と話す。
趙研究員は、「国の平和発展の過程では、強い軍隊が支えとなることが必要だ。今回の砂漠での軍事パレードは中国国内で行われているものであり、そこで示されているのは国家の主権と安全を守る軍隊の能力であり、私たちを侵犯しにやって来るすべての敵を打ち負かす能力であり、国防と軍隊の改革の段階的成果だ」との見方を示す。
また趙研究員は、「中国の軍事パレードは『武力誇示』ではなく、いかなる国にとっても脅威となるものではあり得ない。過剰に解釈すべきではない」と注意を促す。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年8月1日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn