「九州中日友好交流大会」で挨拶をする在日本中国大使館の程永華大使。
中国駐福岡総領事館、福岡県日中友好協会、九州地区の日中友好協会の共催による「2017年九州中日友好交流大会」が18日午後、福岡市で開催された。在日本中国大使館の程永華大使、江蘇省の陳震寧副省長、中国駐福岡総領事館の何振良総領事、福岡県の小川洋知事、福岡県日中友好協会の松本龍会長、九州地区の日中友好協会の海江田順三郎会長、日本の村山富市元首相が同大会に出席し、挨拶を述べた。また、九州地区の各県の日中友好協会・友好団体、華僑団体、中国企業、華僑華人、経済界の代表者など、約300人が出席した。人民網が伝えた。
程永華大使は最初に、九州地区を襲った豪雨被害の被災者に対し心からのお悔やみを述べ、一日も早い復興を願った。程永華大使は挨拶の中で、「現在、中日関係は全体的に改善の方向に進んでいるが、依然として複雑な要素による影響にも直面している。両国関係の正しい方向への改善・発展を推進させ、両国の責任感や使命感を強化し、中日間の中日間の4つの基本文書と4つの原則的共通認識を遵守し、重要でデリケートな関連問題を適切に処理し、両国関係や政治基盤の保護に尽力する必要がある」と語った。今年は中日国交正常化45周年にあたり、来年は中日平和友好条約締結40周年。程永華大使は同大会の出席者に対して、「この重要な2年間の中で、中日双方が両国関係の大局を念頭に置き、両国国民の双方向の交流を拡大させ、協力内容をより実務的に充実させるという3つの分野で積極的に役割を果たしていくべき」と呼びかけ、「中日友好の根底にあるものは民間交流であり、『九州中日友好交流大会』は5年連続で成功を収め、両国国民の相互理解と友好的な感情を増進するために積極的な役割を果たしている。この大会のプラットフォームを利用して代表者との交流を強化し、両国関係の改善・発展のためにより多くの共通認識を集結させ、両国の友好交流や互いの利益協力推進のために、多くの具体的な行動を実行に移してほしい」とした。
中国駐福岡総領事館の何振良総領事は挨拶の中で、「九州地区では長期間にわたって、中国との友好関係の最前線に立ち続けている。今年の中日国交正常化45周年の機会を利用して、九州の各界がみなぎる熱い思いとたゆまぬ努力を続け、中国各地の交流・協力をより強化し、九州地区の中日友好交流事業を新たなステージに押し上げていってほしい」と語った。
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