絵物語「森のパンダ」。
「パンダは日本で驚くほど人気がある。そのしぐさだけでも、日本中で話題になるほど。パンダは中日友好大使であるということができ、中日の国民の最もピュアな思いをつなげてくれる」。日本で長年絵本の出版に携わっている、福音館書店の元編集長である唐亜明(タン・ヤミン)さんは取材に対してそのように語る。新華網が報じた。
シンシン 6月12日、生まれたばかりの赤ちゃんを口にくわえているシンシン
東京上野動物園に来園しているメスのジャイアントパンダ「シンシン(仙女)」が赤ちゃんを産んで5日目となった16日は、唐さんが企画し、文を書き、鉛筆画家・木下晋さんが絵を描いた、野生パンダの生態を描いた絵物語「森のパンダ」(講談社)が発売されて、3日目となった。
今年はちょうど中日国交正常化45周年で、シンシンも赤ちゃんを産み、日本中がお祝いムードに包まれている。唐さんと木下さんはこのほど、取材に対して「森のパンダ」の製作の過程について語り、パンダを純粋に愛する思いが、日本と中国の国民の心の距離を縮めてくれていると多くの人に感じさせた。
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