◆中国は貿易の円滑化を加速
第1に単一窓口を推進し、通関手続きを簡素化する。第2に通関におけるリードタイムを短縮する。今年は通関におけるリードタイムをさらに3分の1に短縮し、近い将来には世界先進水準への到達を目指す。第3に国際協力、特に管理・監督当局の相互承認を強化して、通関過程における企業の重複承認を回避する。
◆外資系企業が関心を持つ一部分野の外資株式保有率規制を緩和
中国は対外開放を積極的に自ら拡大し、国際競争力のあるビジネス環境を築く。サービス業や製造業の市場参入を一層緩和し、外資系企業が関心を持つ一部分野の外資株式保有率規制を緩和し、ネガティブリストによる管理モデルを推進・整備する。政策支援において内資企業と外資企業を平等に扱い、単一窓口の登記・登録を推進する。
◆中国経済の質的向上を示す三つの変化
中国経済の成長は過去の過度に投資に依存し、輸出が牽引するタイプから、消費が牽引し、サービス業が先導し、内需が支えるタイプへと変化しつつある。昨年、経済成長に対する消費の寄与率は64.6%に上昇し、生産額(付加価値ベース)に占めるサービス業の割合は51.6%に上昇し、経常収支差額の対GDP比は1.8%にまで下がり、すでに内需が力強い柱となっている。こうした重大な変化は、中国経済の質的向上をはっきりと示している。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年6月29日
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