音楽と照明は人の味覚に影響を及ぼすという研究結果がある。スウェーデンのスタイリストでシェフのリンダ・ラングレン氏は、ナフキンの色も効果を発揮し、上手に組み合わせることで食べ物をより美味しく感じられると指摘した。新華社が伝えた。
「いちごムースをより甘くし、香り良くするにはどうするべきか。いちごや砂糖の量を増やすのではなく、珊瑚色のナフキンを組み合わせる。この色彩により甘みへの感知が強まり、苦味が弱まり、味がより良くなる」という。彼女によると、珊瑚色のナフキンはさらにグレープフルーツの苦味を和らげるだけでなく、肉類の旨みをより引き出すという。
ラングレン氏は「実験結果によると、水色により卵類やインド料理の風味を高めることができる。これは水色と橙色・黄色のコントラストが大きいからだ。また水色のナフキンにより、塩加減の効果を和らげることもできる」と述べた。
また、マスタードイエローのナフキンを合わせることで、サラダなどの緑色の料理、魚介類などの旨みが増し、灰色のナフキンは地中海風の料理に合うのだという。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年6月27日
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