パーンとはインドではごく一般的な街角で味わえる嗜好品。キンマと呼ばれるコショウ科に属する葉っぱの上に、アラビアガムやガムシロップなどを塗り、様々なスパイスをのせて、ナッツ類やビンロウなどを包んだ食べ物。そしてファイアーパーンとは、完成したパーンの上にラム酒をかけ、火をつけた状態で、直接客の口の中に放り込む。初めて食べる客はもちろんのこと、初めてこのような食べ方を見た人も驚くこと間違いなし。しかし、実際は口の中を火傷することなどはなく、甘い味が口の中に広がるのだという。客のほとんどはこのスリルのために、ファイアーパーンに挑戦する。ファイアーパーンは1998年頃から登場し、この約20年間でインド各地に広まったという。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年6月12日
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