国家統計局は14日に5月の経済データを発表するとともに、経済のホットポイントをめぐる問題について回答した。中国新聞網が伝えた。
卒業シーズンの今、大学や専門学校を卒業した人たちの就職状況はどうなっているだろうか。これについて統計局の劉愛華報道官は、「就職は良好な発展状況を確かに維持しているが、同時に就職をめぐる構造的矛盾を注視しなければならず、短期的に就職が難しい層の就職状況を注視することも必要だ」と述べた。
劉報道官によると、「今年の大学・専門学校の卒業生は大体795万人で、過去最高を更新した。大学生が就職市場に乗り出した時には、一連の困難に直面するかもしれないが、プラス要因もある。一方では、マクロ経済が安定しつつ好転し、企業の収益状況も徐々に改善され、大卒者の就職にとって比較的に有利なマクロ環境が与えられている。また一方では、中国共産党中央委員会と国務院が就職を促進するさまざまなプラスの措置を打ち出している」という。
また劉報道官は、「今は5月が終わったばかりで、大卒者は仕事を探している段階にあり、具体的な就職状況はまだ把握していない。また今年の月間労働力調査ではこうした点に留意する」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年6月15日
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