インターネット就職サイトの拉勾網がこのほど発表したデータによると、2017年の春の就職シーズンの訪れとともに、ネット産業の求職者数がシーズン前の7倍に増加し、買い手市場のため産業全体の給与水準が低下した。給与が高い産業はビッグデータ、金融、企業向けサービスだ。「北京日報」が伝えた。
人材の都市間の流動状況をみると、2016年に比べ、北京、上海、広州、深セン、成都、杭州の6大ネット「重鎮都市」への流入者数は流出者数の6倍になる。北京はネット関係者の34%が他都市のポストへの転職を選んだが、ネット関係者全体としては流入者が流出者の2倍になる。
さまざまな企業の求人ニーズをみると、中規模企業の人材不足が目立ち、小規模企業はシーズン前とそれほど変化していない。またビッグデータ産業の平均月収は1万3300元(1元は約16.5円)、金融産業は1万3千元、企業向けサービス産業は1万1700元で、シーズン到来後の給与ランキングの上位3位に並んだ。
拉勾網の関連部門責任者は、シーズン到来後、大勢の求職者が就職市場に押し寄せて、雇用側の選択肢が増加し、市場の規律により、2017年のシーズン到来後のネット産業の平均給与は到来前に比べて軒並み低下した。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年3月16日
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