求人サイトの智聯招聘がこのほど発表した「2017年春期人材流動分析報告」のデータによると、17年は全国のホワイトカラーの間で転職の意欲が高まり、職を求める地域の流動状況がより多様化し、大都市では人材流出現象がみられるようになった。河北省廊坊市が北京のホワイトカラーの新たな選択肢になり、不動産業とインターネット産業で転職が最も頻繁に行われている。「北京日報」が伝えた。
同データをみると、17年春、全国のホワイトカラーの平均履歴書送付数は15.89通で、前年同期の13.24通を上回った。送付数が最も多い都市は北京、上海、深センで、特に北京は昨年の31.07通が今年は35.97通に増えている。新一線都市が後発組ながら上位に躍り出て、求職者の平均履歴書送付数のランキングで10位以内に入った都市には成都、西安、杭州、天津、武漢、鄭州などがある。注目されるのは、廊坊市が北京のホワイトカラーの新たな就職先の選択肢になり、同ランキングの順位は昨年の17位から今年は9位に上昇した。
同報告によると、平均月収が4千元(1元は約16.3円)を下回るホワイトカラーは転職の意欲が最も強く、履歴書送付数は全体の30.8%を占めた。次は4001~6千元のホワイトカラーで30.3%。転職意欲が最も強い産業は、不動産・建築・建築材料・エンジニアリング産業、インターネット・EC産業、教育・研修・スクール産業だ。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年3月31日
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