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北斗システム、留守児童に見守りサービスを提供

【中日対訳】

人民網日本語版 2017年06月01日14:22

中国児童少年基金会主催の留守児童(出稼ぎに出かけた両親と離れて祖父母や親戚に養育されている子ども)公益活動が行われた31日、北京市房山区常舍小学校5年生の邱暢さんは、「この測位腕時計をつければ、母は携帯アプリで私の所在地を知ることができ、見つからなくて心配することもなくなった」と語った。科技日報が伝えた。

北斗航天衛星応用科技集団の李稚松副総裁によると、同活動は精密な北斗衛星測位システムを活用し、児童、特に留守児童問題に対し、正確な分析を行い、正確な方針を決定し、児童が必要とする配慮を提供していくことを主な目的としている。将来的にこれらの情報に基づき、国家級留守児童配慮ビッグデータプラットフォームを構築し、安全保障、早期警戒、公益救助、健康モニタリング、医療援助などの総合サービスを提供する。これにより留守児童のデータ収集、需要の正確な特定、正確な貧困支援、オンライン・オフラインを連動させた留守児童扶助など整ったシステム構築し、社会公益資源の共有・共通を実現する。

情報によると、全国農村部における留守児童は約902万人にのぼる。中国児童少年基金会の朱錫生秘書長は「留守児童の学習、生活、心理問題が社会から広く注目を集めている。同活動は農村部の多くの留守児童に、新しい配慮サービスプラットフォームを提供する。サービス対象者は100万人にのぼるとみられる」と話した。(編集YF)

「人民網日本語版」2017年6月1日

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