中国教育部(省)はこのほど記者会見を開き、「一帯一路」(the belt and road)の共同建設推進に関する教育プログラムの関連状況を紹介した。中国はすでに一帯一路沿線24ヶ国と、学位相互認証協定に調印している。北京日報が伝えた。
同プログラムの発表後、中国教育部は沿線諸国と積極的に協力を展開している。政策の連携強化において、中国は46ヶ国・地域と学歴・学位相互認証協定に調印している。うち一帯一路沿線は24ヶ国。
沿線諸国との言語による相互コミュニケーションの促進において、中国教育部国際司と北京外国語大学は協力協定に調印し、同校が2018年に開講する言語を94言語とし、言語の全面的なカバーを実現する。沿線諸国との国民感情の相互促進において、中国は国別・地域別の研究を重点的に計画し、特別プロジェクト・課題を設定し、141項目の研究課題を発表した。うち70項目が一帯一路の沿線46ヶ国に関わる。また一連のシンクタンク報告書を形成し、一帯一路沿線諸国のシンクタンク研究報告書の課題を設定した。一連の報告書は66の沿線国を網羅し、1ヶ国1冊で計66冊。
「シルクロード」留学推進プログラムの実施において、中国は2016年に国別地域研究人材226人を選び、34ヶ国に派遣した。また非主流の37言語の人材908人を選び、海外留学に派遣。同時に「シルクロード」中国政府奨学金プログラムを設立し、毎年沿線諸国に3000人以上の奨学金受給者割当を提供している。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年5月8日
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