中国のニュースサイト大手・網易のセッションで「コンテンツ消費のグレードアップという新たなチャンス」をテーマにスピーチした網易伝媒の楊彬彬副編集長も「人工知能」にスポットを当て、「機械学習がモバイル情報業界の標準装備、アンダーロジックとなれば、当社の業界におけるメリットは、機械学習が解決できない問題を解決することになるだろう。つまり、良いコンテンツを定義しなおし、ユーザーのニーズに合わせてグレードアップする」と語った。
人工知能で盛り上がった後はどうする?
実際には、同カンファレンスのテーマや細かい部分の変化は、モバイルインターネットの最も素晴らしい部分を反映している。今年、人工知能は最もホットな話題で、関連のスピーチを行う科学者や、各ブースで、人の助けを得ることなく働いているロボットなどが、大人気となった。
BATという絶対的存在が確立されるにつれ、GMICも、インターネットの業界が意見を交わし、業界の未来を占うプラットフォームから、参加企業が知名度を上げ、商機を探すプラットフォームへと変化している。非公開会議、出席者指定の会議は増加し、人だかりができているが、メーカーの自己満足に終わることが多い。
来年のGMICはどの方向へ向かうのだろう?やはり、たくさんの人でにぎわい、「盛り上がっている」ように見えるだろう。しかし、最も大切なのは、人工知能という概念が出てしまった後に、なかなかエキサイトしないモバイルインターネットを盛り上げるものが再び出てくるかということだ。編集KN)
「人民網日本語版」2017年5月2日
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