チャイナ・ドレスを身にまとったスタイル抜群の美女たちが23日、南京夫子廟江南貢院の入り口に颯爽と登場し、通りかかった観光客を魅了した。驚いたことに、伝統的なチャイナ・ドレス姿の美人たちは全員、カラフルで美しい「京劇」柄のマスクをつけており、それぞれ異なる雰囲気を漂わせていた。中国新聞網が報じた。
大勢の観光客で賑やかな南京の有名観光スポット、夫子廟江南貢院(科挙試験場)前に23日午後、ユニークな装いの人々が突然登場した。観光客は思いがけず、これらの「チャイナ・ドレス美人」たちを目にすることができた。
チャイナ・ドレスに身を包んだ10数人のスタイル抜群の美人たちは、それぞれがユニークな「京劇マスク」を付けており、江南貢院前で艶やかな江南歌舞のパフォーマンスを披露した。
多くの観光客が続々と、「彼女たちがつけているマスクはとても珍しく、面白い。京劇の『大隈取り』デザインのマスクだ!」とコメントした。
南京群文文化創意有限公司の宋強氏は、次の通り紹介した。
「第8回中国京劇芸術祭が来月南京で開催される。今回の全国的な京劇イベントをより多くの人々に知ってもらうために、南京市文化館は今回の芸術祭に向けて『京劇テイスト』シリーズの文化クリエイティブ製品を開発した。国粋京劇の要素を中心に、この「京劇マスク」のほか、4種類の製品を近く発表する予定だ。現地の住民や観光客に喜んでもらい、それらの製品をいつも携帯してもらう、あるいは記念品として家に置いてもらうことで、国粋文化のさらなる発揚を期待している」。
チャイナ・ドレスを身にまとった美女たちがこの日つけていた「京劇マスク」は、全部で10数種類あるという。マスクの柄は、京劇の「生旦净末丑」の隈取りからヒントを得てデザインされている。宋氏は、「どのマスクにも、京劇の化粧芸術『隈取り』のエッセンスが凝縮されている。これらのマスクを付けることで、オリジナリティを出せるだけでなく、流行の最先端を行くことになる」と笑いながら話した。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年4月25日
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